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行李とは

ダンボールがまだ流通業界には登場していなかった時代、荷物を運ぶ役目をしていたのは、木箱でしたが、それと同様に行李と呼ばれるものも活躍していました。

行李は、竹や柳、籐などの植物を使って編んだ箱型のもので、目の詰まった籠といった雰囲気を持っていて、荷物を運ぶだけではなく、保管にも優れたものでした。

木箱は、壊れては困る品物を輸送するのに向いていて、蓋をして輸送すれば、安全に荷物を運ぶことが出来るものとされていましたが、行李の役割は少し違っていました。

行李は、蓋と本体とが同じような形をしていて、高さはほぼ同じで、本体からはみ出してしまうような荷物も蓋に収まる程度であれば詰めて運ぶことが可能でした。

このように行李の本体からはみ出してしまうような荷物の場合には、蓋でできる限り押さえて、しっかりと紐などで縛って、輸送の途中で蓋が開いてしまわないようにすることが必要でした。

ただし、行李は編んで作られているものなので、壊れ物を入れることには向いておらず、壊れる心配がないような衣類などを主に運ぶのに使われることが多かったようです。

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