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ダンボールの強度と基準

ダンボールの強度はいろんなところで決まる。Wフルートの構造にすれば強度は格段に上がるし、ダンボールを切れ込みを入れた構造にすれば強度も増す。さらに、ダンボールシートの材質を強いものにすれば強度が増すこともあるぞ。ダンボールの表裏の平らな紙の部分をライナーというのは知っているだろう?このライナーは、JIS規格(JIS P 3902)で決まっているんだ。AA級紙~C級紙というグレードでライナーを分類しているんだよ。でも実際に取引で使われるのは、C5、K5、K6などといった呼び方をされるんだ。普通に入手できるライナーはC5,K5,K6,K7といった規格で、K5が一番弱く、順に強度が増していくことになる。以前は、D4,C5,C6,K5,K6,K7とあり、現在より2種類も多かったんだ。Dライナーは100%古紙から出来ていて、Kライナーはほとんどバージンパルプ、Cはその中間で古紙パルプとバージンパルプを混合したもの。ただし、現在はKライナーでもそのほとんどが再生古紙から作られているようだ。「K5」という表記の数字部分は重さを表していて、昔の重さの単位「匁(モンメ)」からきているんだって。つまり、K5とは、古紙が多いパルプを使った5匁の重さの紙ということらしい。匁は今はほとんど使われなくなったから、意味がわからず使っている人も多いらしいぞ。
ダンボールは使う用途によって、コストと強度などの機能性を比べながら、バランスの良いところで決めていくんだ。

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